段落・リスト・間隔

段落は、幅を持つテキストボックスです。入力した文字は端に届くと次の行へ移り、ボックスはそれを収めるように高くなります。見出しより長いものには段落を使ってください。イベントポスターの説明文、教室の掲示物のルール、型紙の手順などです。

もう一つの種類が通常のテキストです。折り返すことはなく、各行は入力したとおりの長さになります。使えるフォント、スタイル、サイズ、色はどちらも同じです — テキストの追加と装飾を参照してください。

段落を追加する

ポスターのヘッダーで、テキスト追加ツールの隣にある段落ボタン(プラス付きのP)を使います。新しい段落はキャンバスの幅いっぱいに広がり、見出し、短い説明文、番号付きリストが入った状態で現れます。フォントサイズは、その幅を埋めるように選ばれます。

編集はほかのテキストと同じです。ブラウザ版とデスクトップアプリではダブルクリックし、AndroidとiOSでは選択した状態でタップします。

幅と高さ

  • 辺のハンドル — 左右にある細長いつまみ — で幅を設定します。ドラッグに合わせてテキストが折り返し直されます。
  • 高さはテキストに合わせて決まります。上下のハンドルはなく、何かが切れることもありません。行を足せばボックスが伸びます。
  • 角のハンドルは段落を拡大縮小します。フォントサイズと幅が一緒に変わるので、行の折り返し位置は変わりません。

ページの端からはみ出したテキストは、ほかのものと同じくキャンバス上では隠れます。印刷されるのはページ上にあるものだけだからです。選択するとボックスはページの外まで表示されるので、つかんで戻すことができます。

テキストと段落を変換する

テキストのツールバーの段落に変換は、テキストを段落にします。テキストに変換はその逆で、行はそのまま保たれます。段落が折り返していた位置は、それぞれ改行になります。変わる点が二つあります。

  • 折り返していたリスト項目は、一つの長い行になります。項目の中に改行を入れると、新しい項目が始まってしまうためです。
  • 両端揃えは左揃えになります。通常のテキストには、行を広げる基準となるボックスの幅がないためです。

配置

配置には左揃え、中央揃え、右揃え、そして段落では両端揃えがあります。両端揃えは、行をボックスの幅いっぱいに広げます。配置は選択した文字単位ではなく、段落全体に適用されます。

ブラウザ版とデスクトップアプリでは、テキストまたは段落を選択しているとき、あるいは編集しているときに、次のショートカットが使えます。

ショートカット配置
Cmd/Ctrl + Shift + L左揃え
Cmd/Ctrl + Shift + E中央揃え
Cmd/Ctrl + Shift + R右揃え
Cmd/Ctrl + Shift + J両端揃え(段落のみ)

リスト

リストは行を箇条書きまたは段落番号にし、なしで元に戻します。Enterで始めた行が、それぞれ一つの項目になります。編集中は、カーソルまたは選択範囲がかかっている行にリストが適用されます。テキストを選択していて編集していないときは、すべての行に適用されます。

  • 長い項目は、ぶら下げインデントで折り返します。2行目は行頭記号の下ではなく、テキストの下から始まります。
  • 入れ子は五階層までです。行頭記号は階層ごとに • → ◦ → ▪ と、番号は 1. → a. → i. と変わり、四階層目からはまた • と 1. に戻ります。
    • リストのシートにあるインデントを増やすとインデントを減らすで、項目を一階層ずつ内側または外側へ移します。
    • ブラウザ版とデスクトップアプリでは、編集中にTabとShift + Tabで同じことができます。
  • 番号は同じ階層の項目ごとに振られ、リストに含まれない行のあとでは1から振り直されます。
  • 空の項目でEnterを押すと、リストが終わります。項目の先頭でBackspaceを押すと、まずその項目の行頭記号または番号が取り除かれます。

入力してリストを始める

まだリストになっていない行の先頭で、次のように入力します。

  • 1.または1)に続けてスペースを入力すると、番号付きリストが始まります。
  • -または*に続けてスペースを入力すると、箇条書きのリストが始まります。

入力した文字はリストの記号に置き換わり、一度元に戻すと入力した文字に戻ります。貼り付けたテキストはそのままです。

間隔

間隔を押すと、二つのスライダーが開きます。それぞれの値はボックスに表示され、直接入力することもできます。一回のドラッグは、元に戻す操作の一ステップになります。

  • 文字間隔は文字と文字のあいだの間隔で、−200から800まで設定できます。マイナスの値にすると文字が詰まります。フォントサイズを基準にしているので、テキストのサイズを変えても見た目は変わりません。編集中はハイライトした文字に、何もハイライトしていなければテキスト全体に適用されます。
  • 行間は行と行の距離で、0.5から2.5まで設定できます。段落(改行と改行のあいだのテキスト)ごとに設定されるので、見出しをその下の本文より詰めることができます。編集中はカーソルまたは選択範囲がかかっている行に、それ以外のときはすべての行に適用されます。

どちらも、段落だけでなく通常のテキストにも使えます。

スペースで単語を区切らない言語

日本語と中国語は文字単位で、タイ語は単語単位で折り返すので、これらの言語の段落も、読み手が期待する位置で改行されます。

右から左に書く言語

アラビア語、ヘブライ語、ペルシア語は右から左に読みます。段落(改行と改行のあいだのテキスト)はそれぞれ最初の文字から方向が決まるので、英語の行とアラビア語の行を一つのテキストに同居させられます。数字だけの行のように、数字や記号以外の文字を含まない段落は、上の段落に従います。最初の段落にそうした文字がない場合は、アプリの言語に従います。

  • アプリがアラビア語、ヘブライ語、ペルシア語のとき、新しいテキストと段落は右揃えで始まります。左揃え、中央揃え、右揃えは、どの言語でも常にその名前のとおりの側にそろえます。
  • 両端揃えでは、右から左に書く段落の最終行は右端にそろいます。
  • リストでは、右から左に書く段落の場合、行頭記号や番号がインデントとともに右側に付き、番号はブラウザと同じく「.1」と表示されます。
  • 別の文字体系の語(製品名や数字など)は、行の中でもそれぞれ本来の読み順を保ちます。
  • ラテン文字の単語で始まる段落は、残りがアラビア語でも左から右に読みます。右から左のままにするには、アラビア語の単語で始めてください。

書き出しの中の段落

段落は、どの書き出し形式でも、キャンバス上で折り返したとおりに印刷されます。ベクターPDFでは、両端揃えの行も含めて各行が本物のテキストになります。例外は、独自の色で描画されるフォントを使った段落と、フォントにない文字を含む段落で、これらは画像として印刷されます。既定のフォントにはアラビア文字もヘブライ文字もないので、これらの言語を本物のテキストにするには、Noto Sans ArabicやNoto Sans Hebrewのように、その文字を含むフォントを選んでください。

関連項目